子供のオルソケラトロジー治療の安全性・有効性
目次
オルソケラトロジーは特に子供におすすめの治療法
オルソケラトロジーは、特にお子様におすすめの近視矯正治療法です。なぜなら、角膜のやわらかい子供の時期の方が視力矯正の効果が出やすく、早く始めるほど近視進行を抑制できるという研究・発表が続いているからです。
近視は、発症年齢が低いほど進行しやすいと言われています。事実、近視の進行により視力が低下し、パイロットなど一定の裸眼視力が必要な職業に就きたくても、夢を諦めなければならない子供たちがいます。
お子様の未来への可能性・選択肢を広げるためにも、ぜひ一度子供の頃からのオルソケラトロジー治療をご検討ください。
オルソケラトロジー患者に未成年者が多い理由
患者の約7割は小中高生などの未成年者
オルソケラトロジー治療患者の約7割は、小学生・中学生・高校生などの未成年者で構成されています。
このページにお越しの方のなかには、お子様の小中学校の眼科検診の結果を受けて、お近くの眼科・クリニックに行き、オルソケラトロジー治療を勧められたという親御様もいらっしゃるのではないでしょうか。
オルソケラトロジーが未成年者を中心に選ばれる理由
オルソケラトロジー治療が小中高生を中心に処方されている理由について、眼科専門医へヒアリングしてみました。やはり、子供の方が視力矯正効果が出やすいこと、近年海外で盛んに研究・報告が行われている子供の近視進行抑制効果が期待できること、自宅でご両親の目の届く範囲で管理できるという安心度の高さなどにより、お子様の近視矯正治療法としてオルソケラトロジーが選ばれているようです。
小中高生を中心に処方されている主な理由
①近視進行抑制効果が期待できる
②子供は角膜が柔らかく、近視矯正効果が出やすい
③眼鏡や従来のコンタクトレンズのように、破損やズレの心配がない
④夜寝ている間に装用するため、日中のトラブルがない
⑤子供の夜間装用時、レンズの洗浄・ケア、取り外しの際に両親が近くにいるため、親の安心度が高い
適応対象年齢の制限がなくなりました
オルソケラトロジーガイドラインの改訂
2017年11月までは、日本コンタクトレンズ学会がまとめたガイドラインにおいて適応対象年齢に制限があり、原則20歳以上とされていました。そのため、未成年者への処方は各医師の裁量のもと行われていました。
しかし国内外の研究で未成年への安全性・有効性が確認されたことから、2017年12月オルソケラトロジーのガイドラインの見直しが行われ、適応対象年齢の制限がなくなりました。これにより、子供(未成年)のオルソケラトロジー治療に対する信頼性が証明され、未成年の使用者は今後さらに増えることでしょう。
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お気軽にお試しください
多くの眼科・クリニックでは、適用検査代(5,000円程度)のみでオルソケラトロジーをお気軽にお試しいただけます。ぜひお子様のオルソケラトロジー治療をご検討ください。